2014年4月3日木曜日

GENERAL SPEC

本日は、GENERALモデルを作製したRehitoのフレームへの拘りポイントをご紹介します。
まずはドロップエンド。最近のフレームには切削されたエンドが多く、このモデルも同様に内側が肉抜きされています。あえて内側なのは、やはり外側からの見た目はシンプルにしたいという気持ちから。そして唯一チェーンテンショナーが内蔵されています。
グラインドトリックを好む彼自身のホイールのズレという悩みを解消するべく施された機能です。
外側からの見た目はシンプルに。そして、グラインドや、激しいドロップオフも彼の魅力。そのためにチェーンステーはテーパーパイプを使用せずにストレートパイプで強度を上げ、テーパーでは小さくなってしまう溶接部分に掛かる負担を分散出来る仕様になっています。シートステーにはテーパーパイプを使用し、軽量化にも貢献しています。
そしてBBも定番のMIDタイプ。74mmに幅を広げたBBシェルによって、チェーンステーの間も広がり、2.4"等のタイヤにも対応し、尚且つフレーム強度UPにも貢献。こちらもシンプルな筒状パイプです。
最後にヘッド廻り。彼はダウンチューブガセットは過去の経験上、絶対に必要と話していました。ガセットの無いフレームを乗り、そしてガセットの有るフレームを乗る。強度の違いは彼の長いライディング歴の中で実証されたのでしょう。
そして、こちらも唯一のリムーバブルジャイロタブ。ノーブレーキスタイルの彼ですが、パークライダーや、多くのライダーに乗って貰いたいという気持ちから採用となりました。
一見ジオメトリーを見ると、トップ20.75"、リアバック13.5"-75" と、大き過ぎずリアも短過ぎない、ストリートでもしっかり踏ん張りの効くフレーム。しかし、小回りし易い為にはホイールベースを短くしたい。そんな希望からシートチューブアングルを69°と寝かせ、BBハイトを高めの11.75に設定されました。
GENERALフレームは、REHITO、PEGYの2人がライディングしています。

Alive Industryのプロダクツはこの様にして、幾度となく図面を修正掛け、サンプルを作り、テスト、更に修正、変更を施し完成へと繋がっていくのです。そして日に日に感じた点を次のプロダクツに活かそうと構想を練っています。作る側、乗る側、どちらも私達だから拘れる所でもあります。今後も妥協の無いプロダクツ、製作意欲が伝わる様な製品を皆様に提供出来る様、頑張りたいと思います。何かご不明な点や、ちょっと聞いてみたい事がありましたら、些細な事でもお問い合わせくださいね!
次回はACORRCROW、GRADと続きたいと思います。お楽しみに!






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