2014年12月25日木曜日

Masahito Kikuchi Welcome to the crew

この度、新横浜をローカルとし活動する菊池将人が、Alive Crewで今後活動をしてくれる事が正式に決まりました。

まだ記憶にも新しいペルージャカップでの活躍。
そして乗る場所を選ばず、独特のスタイルを見せれるスキル持つ菊池将人に今後更に目を離せません。

今後ともAlive Industryそして新加入してくれた無邪気な菊池将人を宜しくお願いします!



















韓国でも人種の壁を越えすぐに仲良くなれる菊池将人を見かけた際は是非声をかけてあげてください。



そんな菊池将人が乗るGradフレームも要チェックです。

instagram @masahitokikuchi

aliveindustry.com

2014年12月24日水曜日

Adrian "Gonz" Galaz section from SHITDUNGASTATUS " Witness and shitness "

Aliveの唯一の海外ライダーAdrian "Gonz" Galazの新しいエディットが公開されました!!

彼のローカル、オーストラリアのブリスベンのストリートクルーの新しいDVDに収録されている彼のパートの要です。

気になるそのDVDはフリーDVDのようで近々日本にも!?

スムーズでテクニカル、そしてスタイリッシュなGonzは日本でも要注目のライダーです!




























The Gonz
http://aliveindustry.com/team-gonz.html

Gonzが絶賛するAccorcrowフレームも要チェックです!

2014年12月8日月曜日

2014 Alive Industry Logoパーカー

極寒の日本が始まった今日この頃ですが、つい先日からAlive Industryのロゴパーカーが発売になりました!!

この極寒の中、Aliveパーカー着て熱くBMX乗りましょう!!

お近くのAliveディーラーショップでゲットしてください!!



























Alive Indsutry Logoパーカー
サイズ S,M,L,XL
カラー Black , Navy , Gray
¥9.500(税抜き)

*モデルは167cm , 62kg
Lサイズを着用しています。

2014年11月4日火曜日

RYU ON EN COUNTER

最新刊のENCOUNTERに、竜太郎の特集が掲載しれています。是非雑誌をお求めになってチェックしてみてください!

2014年10月3日金曜日

The Gonz Welcom to The Alive Industry !!

この度、日本から南に位置する島国、オーストラリアにAlive Industry初となるインターナショナルライダーを迎える事ができました!!


















オーストラリアで28歳にしてレジェンドライダーとも呼ばれるほどの生粋のストリートライダーAdrian " Gonz" GalazがこれからAlive Industryのチームライダー、仲間として乗ってくれる事になりました。 

ライダーになった経緯については、6月にレヒトがオーストラリアに行った際に、8年前にレヒトが留学していた際に一緒にストリートを何度か回ったことも覚えてくれていて、たまたま以前まで乗っていたブランドを離れた直後でもあり、レヒトと意気投合しAlive Industryのライダーになってくれる事を快く引き受けてくれました!!

Adrian "Gonz" Galazのスムースでスピーディーなライディングは見る人の心を打つほどです!! また、BMX以外にもDJやトラックメイキングなどBMX以外にも楽しむライフスタイルはAlive Industryの他のライダーとも似たところがあり仲間として迎え入れれた事を嬉しく思います。

















これからAlive Industryの仲間として乗るAdrian " Gonz" Galazの今後の動きに目が離せません!!

また、12月にはGonzの住む町ブリスベンのローカルライダーによってリリースされるDVDにはフルパートもある予定です!! 

またインターナショナルライダーを迎え、今後、日本国内のみならず海外にも積極的に活動し日本のシーンを海外に発信するAlive Industryから目が離せません!!

そして、今日10月3日はGonzの29回目の誕生日でもあります!!

Happy Birth Gonz !!

     http://aliveindustry.com/team-gonz.html
 instaglam @ayeswift01
 Facebook Aye Swift

2014年9月28日日曜日

AC TEE先行発売!

9/28(日)、東京は北千住にある居酒屋"八古屋"にてAliveindustryのAC TEEをデザインしてくれたKATOPE氏の個展が開かれる模様です。
16:20~22:10まで今年ライブペイントで描かれた作品が展示され、DJも入り、音楽と酒を楽しめます。
そこでAliveのAC TEEも先行発売されます。是非実際に手に取って細かなデザインを凝視してみてください!色々な物が描き込まれていますよ!



2014年9月27日土曜日

AC TEE & LOGO TEE

先日発売になったTAG TEEとFTW TEEに引き続き、MAJAモデルでもあるACORRCROW TEEとLOGO TEEの発表です!
フロントのみにプリントされたLOGO TEE。WHT or BLのみ。
こちらはMAJAの友人、"KATOPE"氏によるデザインのAC TEE。胸のワンポイントと、背面プリントになります。
YLW or GRNの2色展開となります。
こちらの商品は10月以降の発売を予定しております!お楽しみに!!
かなり在庫が少なくなりましたが、引き続きFTW TEE、TAG TEEも宜しくお願い致します。







2014年9月18日木曜日

ALIVE NEW STICKERS

本日は、大分遅くなってしまいましたが、1stロッドのフレームステッカーのご紹介です。
こちらは、レヒトシグネチャー、"THE GENERAL"用のフレームステッカーです。タグステッカーの他に、カワサキロゴをもじったシンプルなAステッカー等。
全9枚となります。
続いてYUGOデザインの"THE GRAD"。
シンプルなデザインの物が多く、中にはウイスキーのボトルを連想させるデザインの物も。
こちらの"533"は、トップチューブのサイズを表し、21"=533mmの意。そしてタイプ1の文字も。詳しくは今後発表となります。
そして最後にMAJAモデルの"ACORRCROW"ステッカー。かなり繊細なタッチで描かれたデザインになってます。
こちらはダウンチューブにぐるっといけるサイズです。妖怪や、チェーンのコマ、酒、三線等、マジャを思わせるデザイン。是非じっくりと見てみてください!
お店様にそれぞれのフレームステッカーを発送致しましたので、フレームをご購入してくれた方は、お店に行って下さ〜い!






2014年9月8日月曜日

2014 Alive Industry T-Shirts Available Now !!

お待たせしました!! 2014 ALive Industry T-Shirts 第一弾が発売開始です!! 胸にALIVE INDUSTRYの新しいロゴの1つ松明ロゴが胸にワンポイントは入り、背中には、怜人の地元京都で出身で、現在カナダでグラフィティ活動を行うMAZEが書き下ろしたALIVE INDUSTRYのタギングされた TAG-T
¥3.500(税抜き) Color / WHITE,ASH GREY Size / S,M,L,XL GRAD FRAMEのコンセプトでもある、いつまでも楽しく乗り続けるという意味合いのForever Two Wheelsの F.T.W. -T
¥3.500(税抜き) Color / NAVY,BLACK Size / S,M,L,XL 是非お近くALIVE INDUSTRY取扱店まで!!

2014年9月5日金曜日

ALIVE TEE COMING SOON

いよいよ新作TEEの発売です!
各ディーラーにもーすぐ納品されます。是非店頭にて実物を見て下さい!タギングされたデザインのTAG TEE、GRADのコンセプトでもあるForever Two WheelのFTW TEEの2種類です。
あと少しお待ち下さい!!
今週末には茨城ラーゴJAM、銀座ではGLが開催ですよ!楽しみましょう!

2014年8月28日木曜日

QUINTIN 2014 SUMMER

QUINTINのライダーでもある伊藤悠吾ペギー、そしてZENライダーであり、QUINTINのライダーでもある比嘉勝太の3人によるQUINTIN 2014 SUMMER editが公開されました!!

伊藤悠吾が店長を勤めるGARAGE 25+のある茅ヶ崎で撮られたeditです!!
海沿いのスポットで流し、GARAGE 25+でピザを食べ、爽やかで楽しそうな映像は必見です!!



QUINTIN JP web page
http://quintin.jp

2014年8月20日水曜日

a clip from No Sleep Till Kobe

まだ記憶にも新しい5月に行われたEclat presents No Sleep Till Kobe 。
ツアー映像にもあった村田怜人のハンドレールのクリップがEclatのYouTubeページに公開されました。

2014年7月24日木曜日

on it

先月、板橋区の室内パークTRINITY B3 PARKにて開催されたPARTY"on it"の
レポートが、ollie8月号に掲載されています。

check!check!check!




2014年7月11日金曜日

Eclat Japan Tour

まだ記憶にも新しいゴールデンウィークに行われたEclat Japan ツアー。
Alive IndustryのそしてEclat Japan チームの3人、村田怜人、伊藤悠吾、眞謝大輔も参加したツアーの映像が本国Eclatのサイトにて公開されました。

本国ライダーのSean Burns , Nathan Williams , Stevie Churchillのライディングはもちろんの事、村田怜人の神戸での歩道橋のハンドレール、伊藤悠吾の公園の滑り台での豪快なファーストプラントは必見です。

下の映像はTrailerになります。
本編は本国サイト
http://eclatbmx.com/jpn/


2014年7月10日木曜日

Acorrcrow AD by Daisuke Maja



眞謝大輔のレールホップからのギャップのADを公開です!! 最近では自身でプロデュースしたJAM"On It"などライディング以外にも勢力的に活動する眞謝大輔の今後にも目が離せません!!





・Top Tube: 20.8" ・Chain Stay: 13.25"-13.5" ・BBType: Mid,BB Height: 11.8 ・Headtube Angle:75°・Seattube Angle:71° ・Standover:9"

Specials
・Double butted top tubing ・Removable break Mounts ・Integrated seat mounts 
・No jyro tabs ・Heat treated seat stay, chain stay &dropouts

 Color: Black, Burgundy  Weight:2.1kg
 ¥52.000(税抜き)

2014年5月31日土曜日

ON IT !!

明日は東京、板橋にあるインドアスケートパーク"TRINITY"にて、MAJA主催のON IT!が開催しれます。
沢山のライダーやスケーター、アーティスト達が一つになる空間。是非体感しに足を運んでみてください。
一般参加の方も楽しめるよう、ライブや、フードブースもあるようです。
皆で楽しみましょう!!

2014年5月29日木曜日

PEGY ON ANIMAL

最近海外勢のアテンドをこなしたり、イベント開催をヘルプしたりと、色々と世界基準に行動している我がPEGYが、NYストリートブランドANIMALのインターナショナルライダーになりました!
JAPANIMALや、プライベート来日していたRATKIDとも親交が深く、ANIMAL本国から直接声が掛かりました。
本人もスポンサードに関してしっかり考えています。『ただ物を貰うだけは嫌。しっかりチームとして成り立っている事が絶対条件。そしてチームとして行動して、お互いにプラスにならなければスポンサードの意味がない。』と、しっかり考えてくれています。彼はライディング以外にも映像製作も多くの人に評価されています。
これからAliveはもちろん、ANIMALライダーとしての活動も要チェックですよ!
おめでとう‼︎PEGY‼︎
ANIMALのチームページはこちら


2014年5月18日日曜日

PEGY's Voice

最近インターナショナルライダー達との親交も深まっている、PEGYからのフレームインプレッションです。
「僕はRehito Signatureの"THE GENERAL"に乗っています。体格的にもそーですが、ライディング的にも、街中にあるタイトなセクションをこなす為に短めのフレームが好みなので、このフレームを選びました。
僕が乗っていて1番実感する特徴は、シートチューブアングルが69°という点。
現在の標準となる71°から2°寝かせる事により、20.75"よりも実際はトップチューブが短く感じます。1°寝かせることで約0.125"トップチューブが短く感じると言われています。なので、このフレームは感覚としては20.5"の乗り味に近く感じます。他にもBBが11.75"と比較的高めの設定なので、より軽い乗り味にしてくれています。
そして、リムーバブルブレーキ、インテグレイテッドシートクランプやバテッドチューブを多く加えるなど、技術を多く使う事によってより近代的なフレームに仕上がっています。
一見ジオメトリーだけ見るとトップ、リア共に長いフレームの様に感じられますが、実際に乗って見ると、短すぎず長すぎない、懐にスペースは確保でき、なおかつクイックに動ける、扱いやすいフレームです。」
と、彼なりの意見をくれました。
今までかなり小さめのフレームを乗っていた彼だったので、最初20.75"を渡した時は不安でしたが、全然乗れます!と言われ一安心しました。グラインドトリック、フェイキートリック、バンクをこよなく愛し、夜な夜なストリートを徘徊しながらスポットを探しているPEGY。ステアやハンドレールと言ったビッグトリックをこなすREHITOの二人がライディングするこのフレーム。ストリートライダーは要チェックのフレームになるです。
街中で彼らを見かけたら是非バイクに股がってみてください。意外な程コンパクトで癖のないバイクになっています!


2014年5月1日木曜日

ACORRCROW SPEC

本日はMAJAシグネチャーフレームのACORRCROW(アコークロー)の製作についてのお話を。
クイックかつ、ダイナミック、テクニカルなMAJAのライディングを支えるこのフレーム。
まず、サイジングよりもサンプルを乗り継いで感じたこと。川崎パイプは適度なしなりがあるという事に気付いた彼は、そのしなりを活かし、柔らかくする部分は柔らかく、強度を必要とする部分は硬く仕上げる工夫が施されました。
ノーズ系トリックもさらっとこなす彼には、ノーズに負荷がかかった時のしなりに違和感を感じ、唯一トップ、ダウンチューブ共にガセットを配置。見た目の強そうな形状も彼好み。このガセットプレートの長さも色々試し、今回の様な製品番に落ち着きました。アングルは75°。
そしてこちらも彼の好きなウィッシュボーンタイプ。パイプ径の太さや、肉厚を増やすのと同じ効果を実現し、ネジレにも強く、強度を上げる為に施されました。プッシュの入りも良いとのことです。
ブレーキ台座はパイプ内に埋め込まれたリムーバブルにすることで横からの盛り上がりも無く、スマートに。
ストレートパイプでシンプルなBBカップ。シグネチャーならではの"MAJA"の文字も刻印されています。
そしてシェル幅は74mmにし、強度UPや太タイヤへのクリアランスも確保しています。
GENERAL、GRADはトップチューブにオーバルテーパーを使用しましたが、このモデルはノーマルパイプ。しかし、内側にはしっかりとダブルバテッド加工され、強度と軽量化の両方に役立っています。
リアエンドの形状はGENERALと同じ形状を使用。チェーンステーにはテーパーパイプを使用せず、シートステーだけにテーパーパイプが使用されています。
全体のフレームジオメトリーのコンセプトは、思いっきり引っ張ってもリアが抜けにくく、伸びのあるバニーホップや、ジャンプ、エアーの事を考えて、スタンドオーバーを9"と高めの設定。そして、ストリート、パーク、トレイルにも対応させたい希望からトップチューブは20.8"。リアの長さは3モデルの中では一番短くもセッティング可能な13.25"~13.5"。長過ぎず、短過ぎないオールラウンドフレームとなりました。
セッティング次第では色々なスタイルに組み上げられるフレームです。

最後にネーミングについて、こう答えてくれました。《アコークローとは、母国沖縄の方言で『昼と夜の間』、言わば夕方を指します。夕方のサンセットも素敵ですが、ユタ(沖縄のシャーマン)曰く、魔物がこの世に入ってくる時間と考えられている様です。夕方になるとワクワクする僕にはピンと来た名前なんです。》と、夜な夜なお酒を嗜むのも、ストリートスポットを探しにフラフラし始める彼にはピッタリなネーミングではないでしょうか!?

彼なりに考え込まれたフレーム、参考にしてみてください!
明日からÉclat ツアーも始まります!是非3人のバイクをチェックしてみてください!








2014年4月23日水曜日

Voice

本日は台湾で活躍する竜太郎からフレームインプレが届きました。
彼が操るフレームはMAJAモデルのACORRCROWフレーム。ライディングにおいて以下の様に感じたようです。

この前に乗っていたフレームはトップが20.6 リアが13.65 重さが2.18kg ヘッドアングルも75°というサイジング。ジオメトリーからするとTHE GENERALフレームの方が近いのですが、最近4PEGにしたので、グラインドからの抜け易さの事も意識してリアの短いACORRCROWを選択しました。予想通りグラインドコンボもし易くなったし、おまけで軽くなりました。エンドの形もチェーンが剥き出しにならない形なのもポイントですね。
リアが短くなったけどパークでも全然安定してエアー出せます。あと今までまったくできなかったテイルウィップが急にできるようになりました笑
おかげさまで前より乗れてます!!
あと、見た目が1番気にいってます!なにより色が綺麗でかっこいいですね。いままではやっぱりフレームは黒がお気に入りだったんですけど、はじめてこの色を見たときにこの色めっちゃいい感じじゃん!ってなって自分からバーガンディーを選びました。しつこくなくてあきない感じになっていて、みんなでライディングしてるときも僕のチャリが1番いい色してるなぁ~ってにやけますね!
あとはやっぱりトップチューブにもダウンチューブにもガセットがついてるので心強いです!フレーム全体は細めのパイプですが、しっかり各箇所に対策が施されているので、これで心おきなく攻めれますね。
タイヤは2.2"ですが、余裕のクリアランスがあります。

ストリートもパークもこなしてしまう竜太郎。彼のライディングにはACORRCROWが合っている様に感じられます!是非参考にしてみてください。




2014年4月17日木曜日

NO SLEEP TILL KOBE

皆さん、こんちわYUGOです。もう既に情報も多く、知ってるとは思いますが、再度告知しておきます!
ALIVEメンバーのREHITO、MAJA、僕はECLATのライダーです。そして、本国からNATHANSEANCHURCHILLが参加。このメンツでどんなツアーセッション、絡みができるのか今から楽しみです。是非お時間ある方は一緒に乗りましょう。久々のツアーで緊張しますw 怪我しそーだなぁ。


2014年4月14日月曜日

HBD RYUTARO !!!!

Happy Birthday !! My familia Ryu !!!

GRAD CONCEPT

本日は、伊藤悠吾が設計したTHE GRADフレームに関する誕生秘話です。
まずは最大の特徴のブレーキ台座。
このフレームだけ、溶接台座か、台座無しのモデルをリリースしました。この点については、彼は絶対条件だった様子です。何故なのかを聞いてみました。
『今現在、リムーバブル台座が当たり前。誰でもブレーキの着脱が容易で、尚且つ見た目がスマート。が、リムーバブルの売り。必要なくないですか?(笑)僕自身、物をいじるのが大好きで、昔は何処に台座が付いてたか分からないまでカットしたりやすったり手を加えていました。周りの皆やってました。台座が要らないなら切る。相性が悪くて付かないパーツをどーにか手を加えて付ける。これが当たり前だった。』という考えから、リムーバブル台座は不採用になりました。『いじる楽しみを残したかったので台座も付いてるし、フレームカラーはあえての無塗装。RAWカラーって溶接の色味があってかっこいいけど、狙いはそこじゃなく、組む前から塗装が必要だったり、錆止めとか手を加えてあげるって事でフレームに愛着が湧くじゃないですか。もう一色のグリーンは、せっかく川崎製鉄なのでカワサキグリーンをイメージ。』と、ブレーキング性能や見た目もそうですが、あくまでフレームに手を加える楽しさを知ってもらいたい、便利さばかりを求めてしまうのはもったいない。と、自転車、バイク、車、釣り等、何でもとりあえずいじってみるのが好きな本人の思惑だった様です。
エンドに関しても拘りがあった様です。極力、シートステー、チェーンステーの延長線上にエンドも持っていきたかった。かつペグがはみ出ない程度で小さくも大きくもなり過ぎない大きさ。シンプルなフレームを好む彼なので、テンショナーや、肉抜きも無し。彼のギアレシオは30T x 9Tの重めのセッティング。このギアセッティングだとガン詰めで13.6"になるように設計されています。
こちらも唯一の、シートクランプが必要となるスタイル。本人曰く、クランプが有ることで、シートの下が締まるとの事。
全体的に太いパイプを用いて、トップ、リアトライアングル共に大きめの見た目になっています。BBも唯一のスパニッシュBB。最近多い24mmクランク等を無視した、完全に彼の好み、拘りが反映されたフレームでしょう。(笑)
シンプルかつ、強い。かっこいい。必要以上に便利さを追求しない。シンプルな構想で出来上がったフレームが故に、思いやりも拘りも強いフレームなのではないでしょうか。
Alive Industry的にも、このような最近ぽく無いフレームがあっても良いよね、という会話からこのフレームが生まれました。そして、GRADがシグネチャーフレームでは無い理由を明かしてくれました。
『正直、自分のライディング程度でシグネチャーを出せるレベルでは無いのは人に言われなくても分かってる(笑)。僕が歳を取って自転車乗れなくなったとしても、このフレームをチームモデルにすることによって、ずっとこの先も残って欲しいなって気持ちから。いつか一線を退いたとしても、若手がその名前のフレームを乗ってたら嬉しいじゃないですか。一線を退いたらシグネチャーも無くなっちゃう可能性あるし。だからチームモデルとして、何年後もこのGRADがAliveの中に生き残ってくれたら嬉しいなと。今後はこのフレームで他サイズ展開も出来たらいいなと思ってる。実際、10年前位にこんなフレームあったら良いなって描いたフレーム図があったんですけど、それと今回作ったフレーム、あんまりスペックに違いがなかったです(笑)インテグラルヘッドとスパニッシュBB位でしたね。今回このフレームが作れて本当に嬉しい。』
と、話してくれました。
彼なりに先の事を見据えていたり、色々な感情から、シグネチャーフレームにしなかった様です。

今回はジオメトリーに関してではなく、GRADフレーム製作においてのコンセプトをご紹介しました。次回はMAJAモデル、ACORRCROWフレームについて書きたいと思います。乞うご期待!